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ゆきまるのあしあと~石田彰さん語り~

声優石田彰さんのCDやアニメの感想を中心に掲載しているブログです。

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石田彰さんの個人的好きアニメについて語ってみる その8 

この記事は個人的な(しかもかなり偏った)嗜好をベースに、石田彰さんの好きアニメを取り上げて語っております。とても一般的なお勧めアニメとは言えないかもしれませんが、その点ご了承の上お読み下さい(汗)

※以下ネタばれ注意





  「やった…僕は…
   僕はついに天使になれたんだ―――」





天使になるもんっ! 25話「ぜんぶ欲しいから、ナンにもいらない」、26話「今、いちばん大切なもの」】 1999年


●キャスト
ノエル:川上とも子、鴨下祐介:宮崎一成、パパ:小杉十郎太、ママ:日高のり子、シルキー:小西寛子、ミカエル:石田彰、ラファエル:森久保祥太郎 他


天使になるもんっ!」のラスト2話です。
ノエルを天使にするために、悪魔になることも辞さないと決意するミカエル。
ノエルを無理矢理天使にするために、
ノエルの家族たちをばらばらにし、ノエルをさらって天に上ろうとします。
なんとラスボスが石田さんだったとは!のびっくり展開ですが、
もう悪役モード全開の石田さん、かなりよいんです。

2クール目のミカエルはラファエルに対するいじられ役な一面を見せつつ、
ノエルに対してはやさしいお兄さん的な接し方をしてます。
石田さんの得意のやさしい口調がとても印象的なんですが…

このラスト2話でもノエルに対して
「大丈夫だよ、何も怖くないからね」ってやさしい口調で言うんですけど…

いや、めっちゃ怖いんですけど!

という感じで、やさしい口調の中にもしっかり黒さがにじみ出たしゃべりっぷり。
追ってきた祐介に対しても悪役モード全開になってます。

と、ここでノエルとミカエルのもとに、もう一人の片割れであるシルキーが
何かに導かれるように魔界からやってくるところでさらなる展開が。

シルキーは意地でも天使になりたくない。
だから、天使になるための鍵となる「カオスの書」をすべて破り捨ててしまう。
カオスの書を失い、ノエルを天使にする道を絶たれたミカエルの絶望と狂気がすごいすごい(汗)
なんかここら辺になると、ミカエルがなんだか可哀想になってくるんですよね…

破かれたカオスの書を拾い集めるミカエル。
まるで自分に言い聞かせるように「がんばれ…がんばれ、ミカエル…」ってつぶやきが。
少しずつミカエルが狂気にとらわれてく様がすごいです。


 「そうさ。僕はもうすぐ…
  もうすぐ天使になるんだ―――」



カオスの書がなくなって天使になれなくなったはずなのに
破かれたカオスの書のページを天に掲げて笑いながら言う台詞。
幸福そうに笑い続けるミカエル。
その瞳から涙がこぼれ出します。

そして。
ミカエルの狂気が天に通じたのか―――
ミカエルの背に天使の羽根が出現!
いや…この一連のシーンは鳥肌ものです(汗)


 「やった…僕は…
  僕はついに天使になれたんだ―――」



この台詞がね…
やっと念願がかなった人のつぶやく口調じゃない…
もう虚無感というか狂気すら漂う口調が痛々しい。
そして、その後の高笑いとか。

すると、ミカエルに続き、シルキーとノエルの背にも羽根が。
でも、天使になりたくないシルキーは自らの羽根に火をつけます。
シルキーの羽根が燃え上がると同時に、ミカエルの羽根も燃え上がり―――
燃え上がる羽根についに何もかもが終わったことを知るミカエル。
その時、天に上るために出現させたらせん階段さえも崩れ始めます。

その時。
ミカエルのもとに現れたラファエル様が言います。
「これが君の言っていた天使になるってこと?」
ようやくミカエルも自分が間違っていたことに気付き、
そして、ラファエル様―――みんなを救うことができるという天使に祈ります。


 「ラファエル様、ノエルを助けて下さい!
  みんなを助けて―――!」



けれど、ラファエル様の姿はありません。
落下する祐介をみんなを助けようとして、ノエルもまた天使になってみんなを救いたいと願います。
その時、失われた羽根が再び背に―――

何かこのラストのミカエルの「ラファエルさまぁぁ!」という絶叫がとても印象的で。
ミカエルも最後にみんなを助けたいと願ったこと―――その思いこそが最後に彼を天使にしたんだろうなあ…
ミカエルは失っていたもの(天使になるために必要なもの)を
最後の最後に取り戻したんだと、自分はそう思います。

しかし、です。
このラスト2話を見て思うのは…
ミカエルの天使になりたいという執念とシルキーの天使になりたくないという執念のすごさです。
何がこの二人を駆り立てるのか…そう思うほどのすさまじい執念。
もはやノエルの「祐介と一緒にいたいから天使になりたくない」なんていう思いなんてかわいく思えてくるほど。

前回の記事にもちょろっと書きましたが…
ミカエルとシルキーにとっては。
その執念こそ彼らにとっての生きる支えだったのでしょうね。
シルキーは魔界で孤独に涙しながら、家族に囲まれて幸せいっぱいのノエルを見てきた。
そして、いつかノエルとともに天使になることをだけを目的に生きてきたミカエルは
祐介と家族のためにあっさりと天使になることを拒絶したノエルに
彼の中で何かが壊れてしまったのだと思います。
本当に、天真爛漫で無邪気に「大好き」を口にするノエルとあまりにも対照的。
愛される幸せを知らない二人が、そんなノエルの無邪気さを見て
どんな気持ちにだったのだろかと…
無意識の内にミカエルの心の底に何か暗いものが積もっていたとしても不思議はないなあと思いました。

でも、最後に。
ちゃんと二人にも救いがあって。
とてもよいラストで大好きです。
最初はノエルの不思議ちゃん振りにイラッときましたが(笑)
最後にはいいアニメだったなあって感じです。

それから、特にこのラスト数話はBGMがよかったなあ…
オープニングとかも結構印象的だったんで
音楽誰だろうと思ったら、周防義和さんだったんですね。
アニメの音楽とかもやったりするんだあとびっくりしました。


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2010/10/25 Mon. 03:14 [edit]

category: 石田彰さん作品レビュー

tag: 石田彰  アニメ  レビュー  天使になるもんっ! 
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