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ゆきまるのあしあと~石田彰さん語り~

声優石田彰さんのCDやアニメの感想を中心に掲載しているブログです。

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ゲーム「アラビアンズ・ロスト」 カーティス・ルート 


特典CDについて書く前に、ゲームと石田さんのキャラについて軽く書きたいと思います。

軽く、というのも正直がっつり書けるほどゲームをプレイしてません(汗)
とりあえずカーティスのルートを一通りプレイして二つにエンディングを見ただけなので
ほんと何かそういう感想でいいのかどうかもよく分からないレベルなんですが…
そんな初心者レベルでの思いつき程度の感想という感じで聞き流してくれれると嬉しいです。
(むしろ、自分の知らないエピソードなどあれば指摘して欲しいぐらいです…)

※以下かなりネタばれ注意です。



ゲームはDS版でのプレイです。
乙女ゲー全般に言えることですが、通常のゲーム(ペルソナ3とか)や遙かシリーズに比べると
シナリオも短く、一人分攻略するならそれほど時間はかからないです。
たぶん、こういうゲームは全員攻略するのが基本なのかと思うので
それを見越してのプレイ時間なのかなあと思いますが…
あまりこの手のゲームをやらない自分としては、短いなというか、物足りなさは感じます(汗)
主人公がカーティスを好きになる心理過程とか、カーティスが主人公に惹かれる心理過程とか
乙女ゲーはそもそも恋に落ちることが前提なんで、そんなのいらないんだと頭では理解しているのですが、
個人的にはいきなり甘い言葉が出てくると、やっぱり唐突感を感じずにはいられません。
所詮、自分は乙女ゲー向きの性格じゃないんだなあ(笑)

とはいえ、ちょっとプレイしてみたいというのにはこれぐらいがいい長さ感かも。
で、石田さん演じるカーティス・ナイルは当代一の暗殺者で暗殺者ギルドの長でもあります。
人を殺すことを何とも思わず、何かあれば殺しで解決することもいとわない。
そのくせ、人の命に対して何の感慨もなく、金にならない殺しはしないと言うぐらい
人殺しを仕事としてしか認識してない、そんな感じ。
とにかく、人の命だけでなく何事に対しても執着のない淡々とした人間で、
このゲームの「攻略対象が全員悪人」という売りどおり、心のない人として描かれています。

ですが。
個人的には気になるエピソードがありました。
カーティスが昔人質になった仲間の少年を仕事遂行のためにあっさり殺してしまう、というエピソードです。
この時、仲間意識の強いギルドの仲間はカーティスのしたことを仕方のないことと理解しながらも
少年の死を悲しむのですが、
カーティスはどうしても悲しいという気持ちが湧かなかったということを主人公に語る場面。
けれど、その時に少年の血がついた自分の手をじっと見つめて以来、
何故か、いつも癖のようにずっと自分の手を見つめるようになってしまった、と。

自分はそのエピソードを聞いて、実はこの人、悲しい人だなと思いました。
幼少時代から暗殺者の世界という特異な世界で生きてきたため
仲間の死を悲しむとか、そういう一般的な感情が欠如してしまってるんですよね。
本当は悲しみたいのに、悲しむことができない―――
心に感じるストレスを感情という形で吐き出すことができない人なんだなあと。
何に対しても執着できないっていうのはそういうのの裏返しですよね。
愛情も悲しみも感じることができないから、仲間の気持ちが理解できないし、何かに執着もできない。
むしろそれはとても悲しいことじゃないかなと。

ただ、ですね。
ここで、そういうエピソードを語るカーティスの口調が本当に淡々としすぎていて。
少しでもそういう虚しさというか、空虚さのにじみ出る口調を聞きたかったと
個人的には思ったのですが…
まあ、一般的に考えれば、ここで人間くささを見せなかったことでカーティスのミステリアスな魅力が保たれるわけで
あくまでミステリアスな悪人を貫いているのが魅力なんだと感じるのが普通なのかと思いますが。
自分は石田さんの悲しい芝居が好きなので(笑)
できればもう少し人間くささを見せてほしかったかもです。

そういえば、ラジオで諏訪部さんと勝さんが
悪人の中にもいいところみたいなのが少しあって、お二人とも最初それが分かるような感じで演技したら
スタッフから「そういうのいりません」ってダメだしされた、という話をされてましたので、
石田さんもあくまで人間的な魅力は排除した芝居に徹したんでしょうね。

エンディングは二つあります。両親との賭けに勝った場合と負けた場合。
どちらもグッドエンドだと思うのですが、すごく対照的な感じなので好みは分かれそうですね。
自分は賭けに勝ったバージョンの方が好きでした。
王室に主人公をたずねてくるカーティスが、主人公に甘いことを言って誘うのですが、
どうもふざけてる感じで、主人公は本当に愛されてるのか自信がもてないとカーティスに言います。
すると、カーティスが愛なんてものよく分からないって言うんです。
(やっぱり、人を愛するって感情も分からない人なんだなあ~と思いましたね)
でも、最後にね、
「自分は誰かを愛したこともないし、それがどんなものか分からないけど、あなたに家族になってほしい」って。
うん、これにはぐっときました(笑)
できればその後のチェイカとかが出てきての騒動は個人的にはない方がよかったですね。
ただ、これも最後までちゃかして終わるあたり、
ミステリアスな悪人像への揺り戻しをちゃんとしてる、制作の意図なのかもしれません。
やっぱりカーティスはこうでなくっちゃね、と思われた方もきっと多いのでしょう。

で、負けた方のエンディングは、
むしろカーティスが主人公に愛されてることを実感できなくて
嫉妬してくれたりするエンディングになってます。
前者と対照的で何か面白かったですが…
嫉妬するカーティスというのはちょっと人間くさすぎていつもとギャップがありすぎてはまれませんでした。
ただ、自分のために普段クールな彼が嫉妬してくれるのがぐっとくるという方にはたまらない展開だと思います。

最後に自分が一番に印象に残ったエピソードをひとつ。祭の花火の時の会話。
カーティスがそろそろ引退を考えているという話をしながら、
「自分は暗殺者になった時から、いつか誰かに殺されて長生きはしないと思っていた、
そうならなかったことを後悔してる」と語る。
何に対して後悔してるのか語らないんですが、きっと何か後悔するものがあるのだろうと主人公は想像する。
そして、それに対して主人公が語る言葉。

「死ななかったのは、苦しめってことなのよ。それでいいんじゃない?」

って!
ほんと乙女ゲーですかってぐらい重い言葉ですよ…
しかもかなり親密度の高い段階での台詞だし。
でもね~これははっとしましたね(笑)
言葉の意味だけだと結構ひどい台詞だけど、
カーティスみたいな人間を好きになってしまったからこそ、
たとえ後悔であってもそういう人間的な感情を持てればいいって思いと、
たとえ後悔でもこの世の執着になればいいって、そんな思いが込められてる―――そんな気がしました。
ゲーム的には一応悪人な主人公の容赦のない台詞ってだけなのかもしれませんが、
自分は勝手にそう解釈してしまいました~

と、気付いたらすごい語ってる…軽くじゃないよ…
でもしょせん第一印象的な感想なので…(記憶もあいまいなところあるし)
いろいろ間違ってたらすみません…

以上、「アラビアンズ・ロスト」ゲーム本編カーティス・ルートの感想でした。
次回は特典の感想を書きたいと思います~






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2010/08/16 Mon. 00:59 [edit]

category: 石田彰さん出演ゲーム特典感想

tag: 石田彰  ゲーム  感想  アラビアンズ・ロスト 
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