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ゆきまるのあしあと~石田彰さん語り~

声優石田彰さんのCDやアニメの感想を中心に掲載しているブログです。

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石田彰さんの個人的好きアニメについて語ってみる その5 

この記事は個人的な(しかもかなり偏った)嗜好をベースに、石田彰さんの好きアニメを取り上げて語っております。とても一般的なお勧めアニメとは言えないかもしれませんが、その点ご了承の上お読み下さい(汗)

※以下ネタばれ注意





  「ねえ、一緒に来るかい? 泣きそうな顔をしてたから―――」 (幸村)

  「えっ…」 (サスケ)





SAMURAI DEEPER KYO 12話「ディープ・フォレストからきた少年」】 2002年


●キャスト
鬼眼の狂:小西克幸 椎名ゆや:堀江由衣 真田幸村:緒方恵美 猿飛サスケ:石田彰 紅虎:関俊彦 他

●ストーリー
自らの身体を捜しに樹海への道を急ぐ狂。
彼らの前に、真田十勇士の一人、猿飛サスケが現れる。
樹海育ちのサスケに主である幸村は狂たちの道案内を命じていたが…


SAMURAI DEEPER KYOです。
これは石田さんファンになったきっかけの一つであるアニメなので、本当に思い入れがあります。
この1週間ひたすら、アニメのDVDを見返し、原作を読み返しておりました。
それからCDドラマもありますので、これから何回か取り上げることになると思います。

さて、この作品で石田さん演じるサスケは決して出番が多いとはいえません。
台詞もお当番回もそんなにありません。
ただ、このサスケという役が体現しているイメージが
本当に石田さんにぴったりで、ある意味自分の好きな石田さんの典型的なステレオタイプなんだと思います。

サスケははっきり言って少年ですね。
声も地声より高めの少年声。
もちろん石田さんは少年声を得意としておりますし、例えば舞HIMEの凪のように、少年なんだけど子供らしくない大人びた少年というイメージです。
サスケは真田十勇士の一人で、かなり強いです。
なので子供だけど大人とも対等に渡り合う生意気な子供って感じです。
ちょっと上から目線の大人びた子供―――まあ、石田さんの得意役という感じですが。
その得意役に、おっ!と思わせるエッセンスが加わっているのが、このサスケ役なのだと思います。
それが一言で言えば幸村とのつながりということになるのかと思います。

また、緒方さん演じる幸村が魅力的なんですよね~
普段は天真爛漫な子供みたいな雰囲気でサスケの方が保護者みたいな感じなんですが、
肝心なところで頼りになる漢前な気質をのぞかせるというキャラ。
そして、サスケの魅力は普段はしっかりもので主の幸村に対しても上から目線なのに
ふとした瞬間に愛情に飢えた子供らしい脆さを見せるところなんですよね。
強気で生意気な口調と、子供らしい脆さのどちらも石田さんの魅力であり
その相反する個性を同時に表現してみせるところが
石田さんのうまさなんだろうなあと思います。

特にこの回はサスケが狂たちと行動を共にする最初の回。
狂と本格的に顔合わせする回です。
ここで語られる樹海で生まれ育ったサスケの境遇と幸村との出会いが個人的にとても好きです。
原作とは微妙に違うんですが、ここはアニメの方が味わい深いなあと思っています。

アニメのサスケのイメージというのは
いつも一人木の枝に腰掛けて遠くを見てるという印象があります(オープニングとかね)
で、この回、サスケと同行することになった狂たちなのですが、
お国さんが樹海の住人について語ります。
樹海に生まれ育ったものは、人にして人にあらず、蔑まれ恐れられているんだという話をします。
その時、木の枝に腰掛けているサスケの背中が映し出される演出がとても印象的。
そして、サスケと幸村が出会った時の回想がはさまれるのですが、
本当にそのシーンがよいなあと思います。

樹海でただ一人の友、小太郎と二人きりで生きていたサスケ。
ある時、雨の中、地面に倒れたサスケが見上げると
光に包まれた幸村の顔が眼に入る。
眩しげに眼を細めるサスケに幸村の言葉。


 「ねえ、一緒に来るかい? 泣きそうな顔をしてたから―――」


その台詞にサスケの心の動く表現、たった一言「えっ…」とつぶやくのですが
この一連のシーンが本当よいです。
原作では樹海で共に暮らしていた小太郎をある事件をきっかけにサスケが殺してしまい(正確には殺したと思い)
その後幸村に拾われるという設定なのですが、
アニメ版では、この幸村との出会いをきっかけにサスケは小太郎と決別し樹海を去るんです。
もちろん、サスケと小太郎は二人仲良く暮らしていたし、サスケ自身二人きりの生活に何か不満を覚えることはなかったはずです。
自分の中に何が欠けているのか、それにすら気付いていない、気付くことのできない境遇。
それでも、幸村のその言葉と差し出された手に、樹海では決して感じることの出来ない感情に心動かされるサスケの表情、そしてつぶやきが実によいなあと思います。
だからこそ、現在のサスケと幸村の絆がさらにいきてくるんですよね。
やむ得ず樹海を去り幸村と出会ったのではなく、サスケが自ら選んで幸村について樹海を去った、
そのサスケの幸村に対する愛情というか愛着が子供特有のけなげさをよりいっそう引き立ててると思います。
だからこそ、幸村という存在に対するサスケの脆さというか、弱さもすごく共感できます。

この回の中で、サスケが危機に瀕した時、突然現れた幸村がサスケの命を救います。
その時の会話がもう本当にかわいい!


 「な…何だよっ」 (サスケ)

 「よかった」 (幸村)

 「えっ…」 (サスケ)

 「狂さんたちとうまくやっているか心配になって見に来たけど。思ったより仲良さそうだね」 (幸村)

 「―――そんなことねえよ」 (サスケ)



幸村は座り込んでサスケを見上げる形で、本当愛情いっぱいの笑顔で話しかけてくるんですけど、
サスケがちょっと照れて拗ねた感じで。
本当は幸村来てくれて嬉しいくせにツンデレだよ~という口調がめちゃくちゃツボです。
幸村の真っ直ぐな愛情を前にすると、こういう口調になるのが
サスケが照れ屋で、でも本当は心優しい愛情に飢えた子供なんだなあ~というのを実感させます。
そして、そんな石田さんの口調が自分は本当に好きみたいです。

その後、幸村に「向きになっちゃて。もうかわいいなあ」と言われ、後ろから抱きしめられると
「やめろってば」とか「離せよ」とか言うサスケが実に愛おしい…
本当にこの二人、見てて微笑ましいなあ…
そして、緒方さんの幸村、石田さんのサスケが堪能できるというだけでも
アニメ版の価値はあるなあと思っています。
特に樹海編までは正直、自分としてはアニメの方が好きかなあって感じです。
ただ、壬生編以降、特にサスケと小太郎との対決については原作およびCDドラマの方がよいので、
それはまた引き続きレビューしたいと思います。






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2010/07/14 Wed. 01:56 [edit]

category: 石田彰さん作品レビュー

tag: 石田彰  アニメ  レビュー  SAMURAI  DEEPER  KYO 
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